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セサミンは過剰摂取しても問題ない?

セサミンという成分は多くの企業がサプリメントなどの健康食品として販売し、多くのテレビコマーシャルなどに登場していることからその認知度は非常に高くなっているということがわかります。
しかし、セサミンという成分を深く掘り下げてみると、ひとことで健康に良い、とまとめられないほどの健康効果が期待できることがわかります。
最も代表的な機能の一つである抗酸化作用を見てみても、その効果の範囲の広さがわかります。

セサミンの抗酸化作用は臓器にまで十分届き、その結果日々の元気を生み出すエネルギーを産生し、さらにその創りだされた栄養を貯めこみ、お酒にお世話になっている人に嬉しい、体に入ったアルコールなどの有毒成分を解毒して、二日酔いや悪酔いを防止してくれる働きのある肝臓の機能を高めてくれる効果があるのです。
しかし、ここでじゃあ、多めにごまを食べよう!と思った方がいるならば、注意しなければなりません。
もし一日に推奨されるセサミンの量をごまから取るとなると、ごまを一日3000粒、つまり大さじ二杯程度必要になるので、その際に問題になるのは、セサミン以外に摂取するものです。

セサミン=ごまというイメージは有りますが、実際にごまに含まれているセサミンの量というのはわずか0.3%程度で、非常に希少なものなのです。
そのため、ごまからセサミンの十分量を摂取するというのは、ごまの半部以上を占める構成成分である脂質を大量に摂取してしまうことになるのです。
今のところ、セサミン単体の過剰摂取による健康被害というのは報告がされていないので、もしサプリメントなどを通じて摂取するのであれば副作用の心配はあまりありませんが、多めに摂取したからといってより効果が期待できるというわけではないので、毎日目安量を継続的に摂取している方が効率的です。
また、報告例がないだけで、未知の副作用の可能性があるので、摂取量はきちんと守りましょう。

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